フィラリアってどんな虫?予防するために

犬関連

犬を飼っている人は知っていますよね、「フィラリア症」。

感染してしまうととても恐ろしい病気です。

今日はそんな大敵であるフィラリア症についてご紹介します。

 

フィラリアって何?

フィラリアとは別名犬糸状虫と呼ばれ、蚊を媒体として感染する寄生虫です。

成虫は細長くソーメンのような見た目で、オスで体長17cm、メスで体長28cmほどです。

すでにフィラリアに感染している犬の体内でフィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)が産まれます。蚊がこの犬の血液を吸う事で蚊の体内に侵入し感染子虫という状態まで発育します。

感染子虫を持った蚊が別の犬の血液を吸う事でその感染子虫が犬の血液に侵入します。

侵入した感染子虫は犬の体内を移動しながら成虫へと成長し心臓に寄生します。やがて心臓から血液中にミクロフィラリアを送り出し次の感染へと繋がります。

ミクロフィラリアは犬の体内では成長できませんので、媒体主である蚊が発生する時期(5~12月)が予防期間とされています。

日本では約16種類の蚊がフィラリアを媒介すると言われています。

 

フィラリアの症状

蚊から犬へと侵入したフィラリアが犬の心臓や肺動脈に寄生する事で発症する病気です。

血液の循環が悪くなり、血管・心臓・肺・肝臓・腎臓に深刻なダメージを与えます。

主な症状は以下のとおりです。

初期症状

発熱・咳・食欲減退・呼吸の乱れ・痩せる・運動を嫌がる

重篤症状

血尿・腹水・貧血

 

検査方法

一般的に血液検査により診断されます

血液中にミクロフィラリアと呼ばれるフィラリアの幼虫がいるか、または専用キットで成虫がいるか判別できます。

 

治療法

予防薬の通年投与

予防薬はフィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)を駆除する薬です。

成虫の増殖を防ぎながらすでに体内にいる成虫の寿命を待つという方法です。

通年を通して予防薬を飲ませ、陰転を待ちますが成虫の寿命はおよそ5~6年と言われています。

外科的処置

釣り出し法と言われる手術での治療です。

全身麻酔下で直接フィラリアの成虫を取り出す方法です。

わんちゃんにはかなりの負担となるため、実施を進めない病院が多い治療法でもあります。

 

感染させないために

一度感染してしまうと、体に重篤な障害を及ぼすフィラリア症。

たとえ治療できる病気であっても、一度ダメージを受けた臓器は元には戻りません。

飼い主として必要な事は感染させないよう予防する事。

予防さえしっかりできれば100%防げる病気なのです。

 

予防薬は以下の3種類。

注射・飲み薬・滴下薬です。

いずれも目的はフィラリアに感染しないためではなく、体内に侵入したフィラリアの幼虫を駆虫する薬です。

幼虫から成虫に成長する前に殺す事を目的としています。

注射・・・シーズン初めに1度の実施で半年~1年間効果が持続します。

飲み薬・・・錠剤やクッキーのようなチュアブルタイプがあり、シーズン中月に1回飲ませます。

滴下薬・・・首辺りの皮膚に液を垂らすタイプでシーズン中月に1回実施します。ノミダニ予防と合わせてできる薬もあります。

すべてがわんちゃんの体格に合わせて用量が決められているので、動物病院での処方をおすすめします。

インターネットでも購入可能ですが、予防薬の前に必ず感染していないか血液検査をする必要がありますのでやはり動物病院で相談して下さい。

 

フィラリア症は飼い主が予防できる病気です。

愛犬といつまでも元気に過ごせるよう、愛犬の健康を飼い主が守ってあげましょう。

 

今日も犬猫は世界を救う

 

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