大切な愛犬のホームケアのひとつであるシャンプー。
全身が毛で覆われているわんちゃんのシャンプーは素人にはとても大変な作業ですよね。
水が苦手な子は嫌がって暴れたりもします。
しっかり洗えているのか、嫌がる子はどうしたらよいのか、顔は?お尻は?肉球は?
上手に乾かすにはどうしたらよい?
今日はそんな飼い主さんのお悩みを解決できるシャンプーのコツとポイントを紹介します。
必要な道具
シャンプーをするために最低限必要な道具は、
・タオル バスタオルとフェイスタオルどちらも数枚準備をしましょう。
・シャンプー(必要に応じてリンス)
人間用ではなく必ず犬用のシャンプーを用意して下さい。
・ブラシ シャンプーの前にブラッシングをするとよいです。
・ドライヤー 人間の使うもので大丈夫です。
洗う順番
びっくりさせないよう顔から遠い場所から始めましょう。
まずは全身にシャワーをかけお湯を浸透させます。(温度は37~38度ほど)
お湯をかける順番は、後肢→前肢→お尻→内股→背中→お腹→胸→首 ※顔回りは最後に
全体によくお湯が浸透したらシャンプーを泡立てて洗ってゆきます。
この時の順番もお湯をかけた時と同様に顔から遠い場所から始めましょう。
体のシャンプーが終わったら顔回りです。
顔はシャワーでなく、手でお湯をすくって少しずつ濡らしてあげます。
それぞれの場所の洗い方
後肢・前肢
肉球は汚れが溜まりやすいので、よく泡立てたシャンプーで揉みこむようしっかり洗います。
お尻
尻尾を持ち上げ肛門の周りを優しく洗います。
内股は皮膚が薄くデリケートな場所ですが汚れやすい部分でもありますので爪を立てないよう指の腹で丁寧に洗ってあげましょう。
背中
お尻から首の方向に洗ってゆきます。
背中の毛は他の場所に比べて太くしっかりしているのでよく泡立て、地肌まで届くようしっかりと揉みこむように洗ってあげましょう。
お腹・胸
お腹も汚れやすい場所ですのでしっかり丁寧に洗ってあげて下さい。
脇から前肢を持ち上げて二本足で立つような体制にしてあげるとお腹周りが洗いやすくなります。
顔
目や口の周りは親指の腹で優しく撫でるように洗ってあげましょう。
目ヤニで毛が固まってしまっている場合はお湯でふやかして洗い流して下さい。
耳はべたついている場合が多いので、しっかりと泡をつけて揉み洗いしてあげます。
上手に洗ってあげるポイント
・シャンプーの前のブラッシングはとっても大事
抜け毛が残っていたり、毛が絡まっていると地肌までしっかりと洗う事ができません。
お湯をかける前によくブラッシングしてあげるとシャンプーしやすくなります。
・シャワーヘッドは体に密着させるように
勢いのある水流にびっくりする事がありますのでヘッドを体に押し当てるようにしてお湯を浸透させてあげます。
・肉球は指の間まで丁寧に
一番汚れが溜まる場所です。よく泡立てたシャンプーで指1本ずつ指の間までよく揉みこんで洗いましょう。
・優しく声掛けしながら
愛犬をできるだけリラックスさせて、シャンプー嫌いにならないよう信頼している飼い主さんの優しい声掛けも重要です。
いかがでしたか?
定期的なシャンプーは、愛犬を清潔に保つだけでなく、コミュニケーションや健康管理にもとても役立ちます。
正しい知識で愛犬の健康と清潔を守ってあげて下さい。
今日も犬猫は世界を救う!
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