保護犬・保護猫というワードをメディアで耳にする機会が最近は増えてきましたね。
テレビでも特番が組まれたり、著名人が自身のSNSで発信する事もしばしば。
犬や猫を飼おうと考えた時、ペットショップではなく保護犬や保護猫の里親になるという選択肢も少しずつですが世間に浸透しつつあります。
とてもありがたい事です。
管理人も現在犬猫の一時預かりボランティアをしています。
仕事や家事育児のかたわら、単に犬や猫が好きという道楽に近い形ではありますが、
自分のできる範囲内で責任のもてる頭数に限り、一時預かりや里親様へ繋ぐお手伝いをしています。
今日は、管理人がボランティアを始めたきっかけや経緯などを簡単に紹介します。
なぜこのような事を発信するのか。
それは私自身がボランティアに興味を持った時の体験談からです。
ボランティアとは具体的に何?仕組みは?始めるにはどうしたらよい?自分には何ができる?
無知だった私はとにかくネットで情報を手あたり次第探り、全国各地で活動している方々のブログを読み漁りました。
目に留まったブログがあれば、どんなに活動歴が長く膨大な記事の量だったとしても
まずは一番最初まで遡り時系列に読み進めました。
その時の私の目的はただ一つ。その人が今の自分と同じ立場だった時の状況が知りたかったのです。
きっかけは何?何から始めたの?と自分に重ね合わせてみたかったのです。
そして結果的にそこから勇気をもらい大きな一歩を踏み出せたのが2015年9月。
そんな経験から、ボランティアに興味のある方にとっての情報のひとつになれたらと考えます。
きっかけは2015年9月から遡る事2ヶ月ほど前。
我が家の敷地内で野良猫さんが出産し、生まれた子猫の貰い手を探そうと思った事です。
結果的には運良く知人に子猫を託すことができたのですが、母猫の所在について地域のボランティアさんに相談する事にしました。
その母猫さんは成猫で人間に慣れていない点から、ボランティアさん協力のもと避妊手術を受け、これまでどおり外にリリースすることにしました。
それから5年弱経ちますが、現在も母猫さんは我が家の周辺で元気に過ごしています。
毎朝、毎夕ご飯をあげています。これもボランティアの活動の一つです。
地域のボランティアさんと知り合いその活動を知り私もボランティアの活動に興味を持ちました。
そして相談させて頂いたボランティアさんの紹介で地域の保健所に収容されている犬猫のお世話のお手伝いを始めることになります。
一概に動物愛護ボランティアと言ってもその活動は様々です。
地域で活動するボランティア団体に所属する形もあれば、個人的に活動をしている方々もいます。
・野良猫の避妊手術の実施、地域猫への餌やり
・行政と連携し住民からの相談対応や、収容される犬猫の世話、譲渡会の実施
・動物の運搬
・トリミング
・一時預かり
日本ではペットショップなど生体販売の犠牲になる動物達が後を絶ちません。
無理な繁殖でボロボロにされた親犬親猫、流通過程で命を落とす子犬子猫。
そしてまた、そんな過程で増やされた命を競うかのように高いお金で買う消費者。
飼っているペットがいなくなっても探さない飼い主。
そんな理不尽な理由で行き場の無くなってしまった動物達に救いの手を差し伸べるのがボランティアの活動です。
小さな命を救う・守るために、小さな事から始めてみませんか。
きっと出来る事がみつかるはずです。
ボランティアはどこも人手不足です。
まずは地域で活動するボランティア団体に協力や支援のお申し出をしてみて下さい。
あなたの第一歩を待っています。
今日も犬猫は世界を救っています。
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